若返りに期待!バジルの3大効果と効果的な食べ合わせ

バジルの葉っぱ

バジルにはアンチエイジングをはじめ幾つかの期待できる効果があり、最近でも注目を浴びています。おすすめの食べ合わせは、マリネ・パスタがおなじみです。

今回はバジルの効能・おすすめの活用方法・注意点などについてご紹介します。






目次

若返りに期待!バジルの3大効果と効果的な食べ合わせ


1) バジルの紹介

(1) バジルとは

ハーブの一種です。さわやかな香りが特徴でイタリア料理、フランス料理に欠かせないハーブです。

(2) 科目・原産地

バジルは、シソ科メボウキ属の一年草です。原産は、インドや熱帯アジアです。

(3) 草丈・開花期

草丈は60㎝程度で、開花期は7月~9月です。

(4) 名前の由来

イタリア語のバジル、バジリコは、「王」を意味するギリシャ語のバジレウスに由来します。

和名は、メボウキ。聞きなれない名前ですが、バジルの種は、水に浸すとカエルの卵のように回りがゼラチン状に覆われます。昔の人は、ゼラチン状になった種で目に入ったゴミを洗ったのでメボウキと名付けられたようです。

2) バジルに含まれる代表的な3つの栄養素

(1) βカロチン

バジルの葉・6300μg/100g

ニンジン・8200μg/100g

ほうれん草・4200μg/100g

βカロチンの代表格のニンジンと比べるとさすがに少ないのですがほうれん草より含有量が多い結果となっています。

(2) カルシウム

バジルの葉・240mg/100g

牛乳・110mg/100g

カルシウムと言えば牛乳ではないでしょうか。その牛乳より含有量が多いのです。ただ牛乳を100g飲むことができてもバジルの葉を100g食べることはできないので、あくまでカルシウム含有量が高いという比較としました。

(3) ビタミンK

バジルの葉・440μg/100g

納豆・600μg/100g

春菊・460μg/100g

ビタミンKと言えば納豆ということで納豆と比較してみました。他にビタミンKの含有量の多い春菊と比べてみました。ほとんど含有量が変わらないですね。

3) バジルに期待できる3大効果とは

(1) アンチエイジング効果

バジルに特記するのは、βカロチンの免疫力を高め抗酸化作用のアンチエイジング効果です。

(2) リラックス効果

バジルに含まれるリナロールやオイゲノールの香り成分には鎮静作用、強壮作用があり、不安感を抑えリラックスさせてくれます。

(3) 骨と動脈の健康に効果

バジルに含まれるカルシウムは、240mg/100g(牛乳110mg/100g)といった高い含有量です。その上にカルシウムの沈着を助けるビタミンKが含まれていますので、骨の形成を助け動脈の石灰化を防ぎます。

ヨガをしている女性

4) バジルの10の種類と特徴

(1) スイートバジル

バジルというと、スイートバジルを言います。甘みのあるさわやかな香りが特徴でイタリアンには欠かせないバジルです。

(2) レモンバジル

シトラスバジルとも言います。葉っぱが小さく噛むとスイートバジルに似ています。後で柑橘系の味が広がります。魚料理や鳥料理に使われます。

(3) ダークオバールバジル

アメリカ原産のバジルです。茎葉が全体に赤紫色で香りは、スイートバジルに似ています。色がきれいなのでビネガーやオイルに漬け込んで使われます。

(4) ブッシュバジル

スイートバジルの見た目は似ています。香りが強く、こんもりと茎や葉を茂らせ、かわいらいいので近年人気となっています。

(5) アフリカンブルーバジル

耐寒性の強い品種です。草丈1mほど成長します。寒さに当たるとどんどん色濃くなる為、観賞用に栽培されることが多いものです。

(6) タイバジル

葉がツルっとしています。甘くてすっきりした香りなのでタイカレーに入れて食べられています。

(7) ホーリーバジル

タイ料理のガパオライスに入れるのがホーリーバジルです。フルーティな強い香りが特徴です。様々な薬効があることでアーユルヴェーダで使われます。

(8) シナモンバジル

メキシコで生まれた一年草です。スイートバジルに似ていますが茎や葉がうっすらとピンクがかっています。甘い香りが特徴です。

(9) パープルラッフルバジル

バジルの中で最も濃い紫色をしています。補の様な形にピンクの花を咲かせます。香りはスイートバジルに比べて穏やかです。ビネガーやオイルに漬け込むときれいな赤色が出ます。

(10)グリークバジル

ボンサイバジルと呼ばれるスイートバジルの変種です。草丈は20㎝~3㎝で小さく白い花をつけます。観賞用としても人気のバジルです。

5) バジルの効果的な活用方法とは

(1) パスタ、マリネなどの料理に

バジルは、トマトを非常に相性が良いので、バジルの葉をトマトやチーズを合わせてサラダにすると効果的に食べられます。マリネなどに混ぜ合わせると、食材がまろやかになります。

(2) ハーブティに

鎮静効果のあるバジルですので、ハーブティとして香りを楽しみながら飲むと気分がさわやかになります。葉5~6枚が目安です。

(3) バジルソースを作る

葉だけを取り包丁で刻み、にんにくの薄切り、松の実、塩、オリーブオイルをフードプロセッサーで滑らかにソース状にする。魚料理には特に相性が良い。保存は、冷蔵庫で。

(4) オリーブオイル漬け

生のバジルをオリーブオイルに漬け込みます。1週間ほどで風味が移りいろいろな料理で香りを楽しめます。

Fresh Basil (close-up shot)

6) バジルと一緒に摂取したい食材とは

(1) トマト

バジルとトマトはイタリア料理では、一緒に出てくる代表です。トマトとバジルは一緒に育てると相乗効果でおいしく育ちます。お互いに夏の食欲増進に大いに役立ってくれます。

(2) チーズ

チーズを使った料理にバジルをプラスすると、風味が加わりおいしくなります。チーズを絡めて焼いた鶏肉や魚はバジルの栄養素をプラスすると元気になれる料理です。

7) バジルの効果的な3つの摂取方法

(1) 生バジルを料理に使う

生のままサラダで食べる方法が一番シンプルで効果的。トマトをチーズとバジルの組み合わせや、トマトソースパスタに生バジルを乗せて食べるなどが代表的です。

(2) バジルソースにする

バジルの活用法でも書きましたが、ソースにして置いておくと手軽に焼物やフライ物にかけて食べることができます。

(3) 乾燥して振り掛ける

年中使いたいので、乾燥しておいて手軽に混ぜたりかけたりして食べると陽でしょう。

8) バジルを保存する3つのポイントとは

(1) 冷蔵保存

そのまま冷気がかかると変色してしまいます。冷蔵庫で保存するときには、きれいに洗ってキッチンペーパーできれいに水分を拭き取ってからクッキングパーパーに包んでタッパーに押し付けないようにして入れます。

日持ちはしないので3~4日で使い切りましょう。

(2) 冷凍保存

冷蔵保存と同じ手順で冷凍庫に入れます。変色しますので使うときには冷凍のまま使います。冷凍のまま握りつぶして粉々にして振り掛けて使うとよいでしょう。1か月くらいで使い切りましょう。

(3) 乾燥バジルにする

乾燥させての保存が一番長持ちしますのでお勧めです。きれいに洗ったバジルをキッチンペーパーで水分を取ってからレンジに重ならないように並べます。焦がさないように1分~1分半を目安に加熱します。

すり鉢などで粉末状にして瓶で保管しましょう。常温でも1年ほど持ちます。天ぷらのころもに混ぜたり、パンに練りこんだり、お好み焼きに振り掛けたりしていつでもバジルを食べることができます。






今回のまとめ

1) バジルの紹介

2) バジルに含まれる代表的な3つの栄養素

3) バジルに期待できる3大効果とは

4) バジルの10の種類と特徴

5) バジルの効果的な活用方法とは

6) バジルと一緒に摂取したい食材とは

7) バジルの効果的な3つの摂取方法

8) バジルを保存する3つのポイントとは

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