日本中どこにでも生えている、日本の代表ハーブのよもぎです。小さいころ摘んだって言う方も多いかと思います。今回は、よもぎ茶の底知れぬ5大効能を中心にまとめてみました。
血液をサラサラにしたりアンチエイジングを期待できるよもぎ茶を生活に取り入れましょう!
よもぎ茶の5大効能!健康・美容に欠かせないワケとは
1) よもぎの紹介
(1) よもぎとは
よもぎは、日本中どこにでも生えている、万能薬そうです。よもぎ茶をはじめ、よもぎで薬膳料理もしますし、よもぎ風呂、よもぎ蒸し、よもぎパックとあげると、きりがないほどです。
(2) 科目・原産地
キク科ヨモギ属
原産地:イスラエル、北アフリカ
(3) 草丈・開花期
草丈:50cmから1m
開花期:8月から10月
(4) 名称の由来
よもぎの「よ」は、「よく」の意味で、「も」は「萌える」の意味です。「ぎ」は茎のある草の意味で、「よく萌える草」と言ったことから「よもぎ」と、呼ばれるようになりました。
2) よもぎ茶に含まれる代表的な4つの栄養素とは
(1) タンニン
アレルギーを抑制、ヒスタミンの発生を抑制します。
(2) クロロフィル
葉緑素で血液の浄化、殺菌作用があり、体の免疫力を高めるインターフェロンの増強作用があります。
(3) サポニン
コレステロールの分解、腸内の脂質を分解するのでダイエットの働きがあります。
(4) カフェタンニン
細胞の老化を防ぐので、美肌効果があります。
3) よもぎ茶に期待できる5大効能!
(1) 血液をサラサラへ
よもぎに含まれるヘモグロビンに似たものが貧血を改善すると言われています。鉄分が必要ですので貧血改善を期待するときには、鉄分を含む食材(ほうれん草、レバー)と食べながらよもぎ茶を飲みましょう。血液をサラサラにして、血液の循環を促進しますので冷え性の改善にもつながります。浄血作用でアレルギー高血圧にも有効です。
(2) クロロフィルムによる抗アレルギー作用
葉緑素のクロロフィルムによりアレルギーを抑えてくれます。腸の大掃除をしてくれるので発ガン抑止因子を増加させてウィルスを阻止します。相乗効果で血中コレステロールを低下させる働きがあります。
(3) 有害物質の除去
タンニンは、体内にたまったダイオキシン、重金属、残留農薬など有害物質を体外に出す働きをしますので、花粉症やアレルギーにも効果があります。また、タンニンによる作用で止血殺菌作用も高いので、傷の治りも早くなります。
(4) アンチエイジング
細胞の老化を防ぐ美容効果があります。シミやしわの原因を分解してくれます。血液の循環が緩和されることで、新陳代謝が良くなりダイエットに効果が期待できます。相乗効果として、血液の循環が良くなることで、冷え性の改善が見られます。
(5) ビタミンB1・B2・Cが精神を安定させる
よもぎに含まれる各種ビタミンが精神を安定させ、神経系を正常に保つためにストレスを軽減させることができます。リラックス効果、安眠効果、が期待されます。ビタミンB1は、体内に蓄えることができませんので、毎日とる必要があります。
4) よもぎ茶の飲み方とは?
(1) やかんで煮出す
やかんに3グラムほど入れて水を500㏄程入れて沸騰した後、5分間弱火で煮出します。量をたくさん作りたいときにこの方法が良いでしょう。
(2) ティーポットで蒸らす
ティーポットに葉を3枚ほど入れてお湯を注いで4分ほど蒸らして飲みましょう。ゆっくり香りを吸入しながらの飲むときに良いでしょう。
(3) 乾燥させて抹茶みたいに
よく乾燥させたよもぎをすり鉢ですり粉末状にします。抹茶のようにお湯を注いで蒸らした後、ゆっくり粉末を混ぜながら飲みます。よもぎをそのまま体内に入れるので効果があると思われます。
5) よもぎ茶と一緒に摂取したい2つの食材!
(1) 海藻
よもぎ茶をいつ飲んでも良いのですが、海藻と一緒に飲むことで腸のデトックス効果が期待できます。
(2)レバーやマグロ
よもぎ茶は貧血予防、冷えを改善する効果がありますのでレバーやマグロなどと一緒に摂取すれば改善効果が上がります。
6) よもぎ茶の効果的な摂取方法
(1) 3か月は飲み続けましょう
冷え性や体の改善をする飲み物ですので、最低でも3か月は飲み続けましょう。飲み続けて初めて効果が感じられます。
(2) 1日を通して好きな時に飲みましょうコーヒーの置き換え飲料として
毎日、飲むようにしましょう。コーヒーを飲んでいたのをよもぎ茶に置き換えると良いでしょう。
※よもぎは、繁殖力が強く株分けと、種まきで増えていきます。地植えでも鉢植えでも日当たりが良い場所で良く育ちます。自分で育ててみて、よもぎ茶・よもぎの薬膳料理に使ってみてはいかがでしょう。
今回のまとめ
1) よもぎの紹介
2) よもぎ茶に含まれる代表的な3つの栄養素とは
3) よもぎ茶に期待できる3大効能とは
4) よもぎ茶の3つの種類と特徴
5) よもぎ茶と一緒に摂取したい3つの食材とは
6) よもぎ茶の効果的な3つの摂取方法とは