グァバ茶の7大効果を知ろう!効果的な摂取のコツとは

グァバ茶

グァバといえば、大きな果実が印象的ですよね。葉を乾燥させて作られたグァバ茶は一見苦味が強そうですが、飲み方一つで美味しく頂けます。そんなグァバ茶には、体にさまざまな良い効果があることをご存知ですか?グァバ茶の持つ効果についてご紹介します。






目次

グァバ茶の7大効果を知ろう!効果的な摂取のコツとは


1)そもそも「グァバ」とはなに?

(1)グァバとは

グァバは熱帯から亜熱帯にかけて広く栽培されている果樹で、常緑性で葉は厚みがあり、卵形や楕円形をしています。花は白く、実は黄色く熟します。大きな実は球形や洋ナシ形をしており、芳香があって、食用として利用されています。味は酸味があまりなく、マンゴージュースに近いですが、甘すぎるというほどではありません。日本では主に沖縄や、鹿児島南部で栽培されています。

(2)科目・原産地 

科目:フトモモ科バンジロウ属

原産地:熱帯アメリカ

(3)草丈・開花期 

草丈:2m〜3m

開花期:4月〜5月

(4)名前の由来

「グァバ」の名前は、スペイン語から転訛したものです。

2)グァバ茶ってどうやってできているの?

まずグァバの若葉で、虫に食われていない葉を摘んだら、その葉を洗って乾燥させ、2日〜3日程度天日干しにします。次に干した葉を細かく千切ったら、1分半ほど蒸してアクを取ります。その後水分を飛ばして、完全に乾くまでの間日陰で干します。乾いたら乾燥材入りの容器に入れて完成です。

3)グァバ茶にも種類がある?特徴の違いとは

(1)ストレート

ペットボトルなどでそのまま飲めるタイプです。手軽に摂取出来ますが、普通のお茶として飲むには少々苦めです。

(2)希釈

グァバ独特の苦味や渋みを取り除きながらも、栄養価はそのままで摂取可能なタイプです。お湯や水で好みの濃さに薄めて飲めます。ストレートタイプよりもハーブティーのような風味が特徴的です。

(3)煮出し

ストレートタイプに比べると多少の手間はかかりますが、栄養価はそのままに煮出しで風味豊かな美味しい味を楽しめます。

(4)ティーバッグ

ストレートや希釈タイプに比べると栄養の摂取方法としては若干劣りますが、それでも十分にグァバの効果を感じられます。また、一度まとめて購入してしまえば日常的に楽に摂取が可能です。

4)要チェック!グァバ茶に含まれる代表的な栄養素とは

(1)クエン酸

かんきつ類や梅干しなどに多く含まれる酸味成分で、口に含んだ時に「酸っぱい」と感じるのが特徴的です。体内ではミネラルの吸収促進をしたり、疲労回復や血流改善などに役立ちますが、他にも洗顔や掃除などにも利用されている万能な成分です。

(2)シュウ酸

有機酸の1つで、水溶性と不溶性があります。シュウ酸にはカルシウムイオンと強く結び付いて、体内のカルシウムを尿として排出する役割があります。そのため多量に摂取するとシュウ酸カルシウム結石ができて、尿路結石が発病する可能性もありますが、摂取量さえ気をつけていれば特に問題のない成分です。

(3)乳酸

乳酸は運動によりグリコーゲンやブドウ糖などが使われる際に、同時に生成される成分です。乳酸は脳神経系では重要なエネルギー源となっており、運動をすることにより筋肉疲労を早く回復させる「筋肉疲労回復」の役割を持ちます。

(4)リンゴ酸

有機酸の1つで、クエン酸サイクルを活発にする働きを持っています。疲労回復を促す働きがあるため、適切な量の摂取が必要となる成分です。

(5)ビタミンB群

ビタミンB群には、B1・B2・ナイアシン・パントテン酸・B6・B12・B13・B15・ビオチン・コリン・葉酸・イノシトール・PABAが含まれています。主に炭水化物や脂肪、タンパク質の代謝に働きかけます。エネルギーの供給や、老廃物の代謝に直接関わってくるため、いわば体の元気の素となる重要な成分です。

(7)タンニン

ポリフェノールの一種で、いわゆる「渋み」の成分です。抗酸化作用により活性酸素を抑えたり、殺菌や消臭作用などがあるとされています。

ティータイム

5)グァバ茶に期待できる7大効能とは

(1)ダイエット効果

グァバの葉に含まれるグァバ葉ポリフェノールには、糖の吸収を抑える働きがあります。糖分は体内に入るとブドウ糖に変わり吸収されますが、この際に消化酵素アミラーゼが分泌されます。グァバ葉ポリフェノールは、このアミラーゼの働きを抑えてくれるため、糖分がブドウ糖に変わらず吸収されることなく、結果的にダイエット効果があるとされています。

(2)ガンの予防効果

グァバ茶に含まれるタンニンの抗酸化作用によって、ガンの細胞の発生を抑制し、ガン予防に効果があるとされています。

(3)コレステロール減少効果

グァバ茶に含まれるケルセチンによって、脂肪の燃焼効率が高まると同時に脂肪の排出を促してくれます。そのため血中のコレステロールが減少する効果があるとされています。 

(4)下痢止め効果

グァバ茶に含まれるタンニンの殺菌効果によって、腸壁などの細胞が修復されるため、下痢止めに効果があるとされています。 

(5)美肌効果

グァバ茶に含まれるビタミンCやビタミンEの作用により、紫外線によるシミやそばかすを予防して、美白効果があるとされています。

(6)疲労回復効果

グァバ茶に含まれる、クエン酸や乳酸の効果によって、疲労回復効果があるとされています。

(7)アトピーやアレルギーの改善効果

グァバ茶に含まれるタンニンには抗酸化力や免疫力を高める作用があるため、アトピーや花粉症、アレルギー性鼻炎などを改善する効果があるとされています。

6)オススメの食べ合わせって?一緒に摂取したい2つの食材

(1)かんきつ類

グァバにはかんきつ類に多いクエン酸が豊富に含まれています。グァバ茶と一緒にかんきつ類の果物を摂取することによって、短時間でより疲労回復効果が期待出来ます。

(2)緑黄色野菜

色の濃い野菜には、カロチンやアントシアニンなどの抗酸化作用の高い成分が多く含まれています。そのため、一緒に摂取することでより活性酸素の働きを抑えてくれます。

7)どんな摂取が効果的?効果的な飲み方とは?

グァバ茶を飲む際には、食前よりも食中や食後に摂取するのがより効果的です。希釈タイプやティーバッグタイプのものであれば、苦くなく飲みやすく摂取出来ます。一日一杯程度を毎日飲み続けることによって効果が期待出来ます。

8)知っておこう!グァバ茶の摂取での注意点とは?

グァバ茶はカフェインを含まないため、子どもや妊婦でも摂取可能です。しかしグァバ茶に含まれるタンニンは、摂取し過ぎると貧血症に有効な鉄分やカルシウムなどの成分の吸収を阻害することがあります。そのため、妊婦さんの場合は大事を取り、食後30分以上の間隔をあけて飲むことをおすすめします。






今回のまとめ

1)そもそも「グァバ」とはなに?

2)グァバ茶ってどうやってできているの?

3)グァバ茶にも種類がある?特徴の違いとは

4)要チェック!グァバ茶に含まれる代表的な栄養素とは

5)グァバ茶に期待できる7大効能とは

6)オススメの食べ合わせって?一緒に摂取したい2つの食材

7)どんな摂取が効果的?効果的な飲み方とは?

8)知っておこう!グァバ茶の摂取での注意点とは?

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