鍋に入ったパクチー

パクチーはアジアン料理に欠かせない存在ですが、香りが独特なことから苦手な人も多いですね。しかし、好きな人は毎日でも食べたいというほど。

パクチーには健康・美容のどちらにも高い効能を持つ植物なのです。今回は、そんなパクチーの効能とオススメの食べ合わせなどをご紹介します。






パクチーの3大効能!病気予防・若返り効果の魅力とは


1)パクチーの紹介

(1)パクチーとは

パクチーとは、ハーブの一種です。アジアン料理には欠かせない存在ですが、独特の香りが苦手という方も多いですね。しかし、パクチーは健康・美容のどちらにも高い効能を持つ、栄養満点の植物なのです。

(2)科目・原産地

パクチーはセリ科の植物です。原産地は東ヨーロッパとされています。

(3)草丈・開花期

草丈は成長すると30~60㎝程になります。開花期は、5~7月で白や淡いピンク色の花を咲かせます。

(4)名前の由来 

日本で一般的に呼ばれている「パクチー」はタイ名です。タイ語で「匂いがする野菜」という意味を持ちます。その他、パクチーには様々な別名があります。

和名では「カメムシソウ」。中国名では「香菜(シャンツァイ・コウサイ)」。英名では「コリアンダー」。香菜はパクチーと由来は同じです。カメムシソウとコリアンダーは同じ由来で、和名のその名から想像がつくように、香りがカメムシの臭いに似ていることからきています。

2)パクチーに含まれる代表的な栄養素とは

(1)ビタミン

パクチーは健康や美容に効果のあるビタミンが豊富です。

・ビタミンA

体内でビタミンAに変わるβカロテンは、抗酸化力を持ち、細胞の老化を抑えたり、免疫力を向上させ風邪などを予防したります。目の角膜や粘膜の保護に効果があり、腸内環境も整えるため、便秘の解消に効果があります。

・ビタミンB

ビタミンB1は疲労回復に効果があり、ビタミンB2は皮膚や粘膜の保護に効果があります。

・ビタミンC

コラーゲンの生成を助け、免疫力を高めます。美肌効果や風邪予防に効果があります。

・ビタミンE

老化防止や生活習慣病の予防に効果があります。

(2)ミネラル

カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、カリウムなどのミネラルも豊富です。ミネラルは体の代謝や筋肉、神経などの働きと深く関わりがあります。特に女性は生理や妊娠などで不足しがちの栄養分です。体内でミネラルを作ることはできず、食事で補うことが重要となります。

(3)その他

リナロール、グラニオールという香り成分が、あの独特な香りを生み出しています。これらの成分には、食欲増進や消化器官を活性化させる効果があります。

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3)パクチーに期待できる3大効能

(1)病気予防

私たちの体には、「活性酸素」と「抗酸化酵素」というものが備わっています。活性酸素は、体内に侵入したウイルスや細菌を、白血球と共に退治する役割を担っています。しかし、活性酸素が必要以上に増え過ぎると、健康な細胞までも破壊したり、酸化させたりしてします。

抗酸化酵素は、こうした活性酸素の攻撃から身を守る役割を担っています。残念なことに、抗酸化酵素は年齢とともに減少し、活性酸素はストレスや過労と共に増加します。そのため、食品に含まれる「抗酸化成分」で、抗酸化酵素をサポートする必要があるのです。パクチーには強力な抗酸化成分が含まれ、その成分は大豆の約10倍と言われています。風邪はもちろん、「糖尿病・ガン・動脈硬化」などの病気を予防する効能があります。

(2)アンチエイジング

パクチーに含まれる抗酸化成分は、老化やシミ・シワの防止にもなります。そのため、アンチエイジングの効能があります。

(3)デトックス

人間の体には、自分では気づかないうちに、老廃物や、水銀や鉛などの毒素がたまっています。それらは通常、便や尿、汗、爪、毛髪などから排出されますが、現代人は、老廃物や毒素のたまる量が多く、排出が追いつかないというケースが増えています。

老廃物や毒素をたまったままにしておくと、肌荒れや便秘、疲労感や体調不良などを引き起こします。その他、体臭などの原因にもなります。パクチーには、老廃物や毒素を排出しやすくし、デトックスする効能があります。

(4)その他

眼精疲労・ドライアイ、疲労回復などの効能があります。

4)パクチーの3つの種類と特徴

(1) パクチータイ

日本で一般的にパクチーと呼ばれているものです。三つ葉に似た姿をしています。

(2) パクチーファラン

パクチーファランとは、タイ語で「西洋のパクチー」という意味です。熱帯アメリカ原産で、葉の形がノコギリのようにギザギザとしています。そのことから、日本では「ノコギリコリアンダー」とも呼ばれています。パクチータイよりも強烈なニオイを持ちます。

(3) パクチーラオ

パクチーラオは、タイ語で「ラオスのパクチー」という意味です。欧州南部・西アジア原産で、柔らかく細い羽のような葉の形をしています。日本では一般的に「ディル」と呼ばれています。パクチータイよりもスッキリとした香りを持ち、主に洋食のマリネや魚の臭み消しとして使用されます。

5) パクチーと一緒に摂取したい3つの食材とは

(1) 玉ねぎ

玉ねぎにもデトックス効果があり、パクチーと共に摂取することで、デトックス効果が倍増します。玉ねぎの他にも、ネギやニンニク、ニラなど、アリシンという辛み成分を含むものが効果的です。

(2) 肉・魚・卵など

パクチーは良質なたんぱく質や脂質と共に摂取すると、パクチーの栄養の吸収率がアップします。

(3)

パクチーを調理する際に油を使用することで、ビタミンAの吸収率がアップします。

Enjoying family dinner

6) パクチーの効果的なの6つの摂取方法とは

(1) サラダ

生のままサラダとして楽しむのも簡単でおいしく食べられます。サラダの材料に玉ねぎやサーモンなども加えれば、デトックスと栄養素の吸収率アップが同時にできちゃいます。

(2) スムージーの材料

他の食材と共にスムージーにしても良いです。生のまま摂取することができますし、パクチーの独特な風味が和らぐので苦手な人も取り入れやすいですね。

(3) スープに入れる

トムヤムクンを始めとするスープの材料にしても美味しいです。魚介類とも相性がいいのでオススメです。お魚などのたんぱく質と共に食せば、栄養素の吸収率がアップします。

(4) エスニック風焼きそば

いつもの焼きそばの薬味をパクチーに変えるだけでエスニック風に早変わり。焼きそばを痛める際に油を使用し、具材に玉ねぎやお肉を入れれば、パクチーの栄養素の吸収率がアップします。

(5) チャーハン

ご飯と共に食べるのもオススメです。カレー味にすれば、エスニックな雰囲気が楽しめます。

(6) パクチードレッシング

マヨネーズ、牛乳、塩コショウなどとともにフードプロセッサーで混ぜ合わせれば、簡単ドレッシングの出来上がりです。マヨネーズの油や卵の効果でビタミンAの吸収率がアップします。

7) パクチーを保存する3つのポイントとは

(1) 水を切らさない

根が付いた状態で購入した場合は、水の中に立てて入れ、冷蔵庫で保存しましょう。目安は根が隠れる程度です。乾燥を嫌う植物なので、水を切らさないように注意しましょう。この方法だと、鮮度を保てる他、新しい葉が出てくるので一石二鳥です。切ったペットボトルなど、高さのある容器を使うと良いですよ。

(2) 葉を濡らさない

葉を濡らしたまま保存すると痛みやすくなるので注意しましょう。

(3) 冷凍保存は少し乾燥させてから

冷凍保存する場合は、少しだけ乾燥させてから行いましょう。ただし、冷凍するとパクチーの醍醐味である香りが落ちてしまうので、できれば冷凍保存は避けたいですね。

8) パクチーを食べるうえでの知っておくべきこと・注意点とは

パクチーは、一日の摂取量などは特に定まっていません。しかし、臭いから想像が付くように、強い刺激をもつ食材です。体質によっては、腹痛や下痢、吐き気、頭痛などを引き起こすことがあります。食べすぎにはくれぐれも注意をしましょう。






今回のまとめ

1) パクチーの紹介

2) パクチーに含まれる代表的な2つの栄養素とは

3) パクチーに期待できる3大効能

4) パクチーの3つの種類と特徴

5) パクチーと一緒に摂取したい3つの食材とは

6) パクチーの効果的なの6つの摂取方法とは

7) パクチーを保存する3つのポイントとは

8) パクチーを食べるうえでの知っておくべきこと・注意点とは